MySQL 5.0のプロダクトライフサイクルが終了

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
新年最初から注意喚起ですが、2011年12月31日をもってMySQL 5.0のプロダクトライフサイクルが終了しました。今後MySQL 5.0に対して新たなバグ修正やセキュリティ修正は提供されませんので、現在MySQL 5.0を利用している方はバージョンアップを計画されることをおすすめいたします。
ラクル社による買収以降、ソフトウェア製品のサポートポリシーは以下のウェブサイトで確認できるようになっています。
Oracle Lifetime Support Policy for Oracle Software

  • MySQL 5.0:2011年12月まで
  • MySQL 5.1:2013年12月まで
  • MySQL 5.5:2015年12月まで (Extended Supportは2018年12月まで)

MySQL 5.0のプロダクトライフサイクルが終了したということで、一年ぶりにバグ曲線を作成してみました。

MySQL 5.0や5.1と比較すると、MySQL 5.5のバグ曲線は早くも収束し始めているようです。しかしmysqldumpで--single-transactionと--flush-logsを組み合わせると一貫性バックアップにならないsjis環境で意図したインデックスが使われないレプリケーション環境でメモリの二重解放が発生するなど昨年見つかったいくつかの不具合についてその後の進展が見られず、MySQL 5.5が十分に枯れたと判断するにはまだ早いと考えています。